「知られざる神に」2017年6月18日

使徒言行録17章22−34節
 当時のアテネの人々は、自分たちが何らかの神から恵みを受け生命が与えられていることを知っていました。しかし、その神がどういう方かが分からず、自分たちの無知によって感謝を返さなかったときに神の怒りが注がれ、それまで受けていた恩恵が奪われることを恐れました。「知られざる神に」という碑を建てたことは神の怒りが自分たちに注がれないようにするための保身からのものでした。パウロはここにアテネの人々の信仰に潜む欺瞞、神への敬虔さを装った人間の欲を見出したのです。聖書からのメッセージを読むことができる私たちは既に神を知っています。確かに福音として知らされている神への不遜を悔い改めつつ、神を知った者として、キリストに従う者として、この地で神のみこころを行う責任を果たしていきましょう。

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