2016年6月12日「子どものようでなければ」

マルコによる福音書 10章13−16節  
 この物語に先立つ9章33節以下の場面で、弟子たちは誰がいちばん偉いかという議論をしていました。偉い者こそが神に愛される、神の救いに優先的に与れるという価値観から逃れられていなかったのでしょう。弟子たちは子どもたちがイエスに近づくのを妨げました。イエスは、このような世の価値観に対して、神の国は子どものような者たちのものであると言います。神の国に入るには、この世での社会的地位や経済的な豊かさとは全く関係ないということを教えると共に、弟子たちや私たちに対して、子どものような者、つまり、社会の中の何も持たない人々、小さくされた人々を受け入れることが出来るのか、鋭く問いかけています。

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